『スイス領事の見た幕末日本』（原題『日本周遊旅行』）の著者、ルドルフ･リンダウは横浜から郊外へ小旅行に出かけた際の様子を書きのこしています。その記述からは当時の人々の息づかいまでが伝わってきます。

『スイス領事の見た幕末日本』の筆者ルドルフ・リンダウは1859年（安政6年）、横浜から江戸へと散策に出かけます。そこにはのどかで平和な日本の田園風景がありました。

幕末に日本を訪れたドイツ人、ルドルフ･リンダウは『スイス領事の見た幕末日本』（原題:日本周遊旅行）の中で、当時の日本人の暮らしぶりを、豊かな表現で描写しています。今回は、これを読みながら、幕末にタイムスリップしていきましょう。 スイス領事の見…