グッと身近に来る日本史

読書でタイムトラベラー/時空を超えた世界へと旅立つための書評ブログ

歴史哲学

【歴史哲学】国家とは何かを語源から考える

国家とは何か--。『歴史とは何か』の中で岡田英弘氏はこの問題をそれぞれの言葉の語源から考えています。

【歴史哲学】歴史には「いま」と「むかし」しかない

今回も岡田英弘氏の『歴史とはなにか』から歴史を哲学していきます。岡田氏はマルクス史観を批判、歴史には「いま」と「むかし」、「現代」と「古代」という二分法しかない、といいます。その真意は?

【歴史哲学】ヒストリーとストーリーは同じことばである

引き続き、岡田英弘氏の『歴史とはなにか』を読みながら、歴史を哲学していきます。ヒストリーとストーリーが同じとはどういうことでしょうか?。

「歴史哲学」歴史は物語であり、文学である

歴史を哲学するシリーズ。今回は岡田英弘氏の『歴史とはなにか』を読みつつ、考えていきたいと思います。

まとめ:歴史を暗記科目から脱皮させるために

高校と大学の歴史教育者で作る「高大連携歴史教育研究会」が、教科書の用語数を削減する提言をした問題。背景には歴史をいかに脱・暗記科目化するかがあります。本ブログでは、3回に渡ってこの問題を考えてきました。今回は、そのまとめ的提言。

歴史を脱・暗記科目化するために大学ができること

高校と大学の歴史教育者で作る「高大連携歴史教育研究会」が、教科書の用語数を削減しよう提言した問題に関連して。今回は大学入試との関連から、どうすれば歴史が脱・暗記科目化できるのか、考えていきたいと思います。

歴史が「暗記科目」から脱皮できない根の深い理由

高校と大学の歴史教育者で作る「高大連携歴史教育研究会」が、教科書の用語数を削減しようという提言をしました。背景には「歴史系科目=暗記科目」から脱皮を図るといった目的があります。しかし、これを実現するには用語の削減だけでは済まされない難しい…

「歴史教科書から坂本龍馬が消える!?」を哲学する

近い将来、高校の歴史教科書から坂本龍馬の名が消えるかもしれない-。そんなニュースが流れ、世間を騒がせました。高校と大学の歴史教育者で作る「高大連携歴史教育研究会」が、教科書の用語数を削減しようという提言をしたためです。この話は、このブログ…

歴史哲学-歴史を研究する前に歴史家を研究せよ

『歴史とは何か』(E.H.カー著、清水幾太郎訳、岩波書店刊)を読んで歴史を哲学するシリーズ3回目。今回は、歴史家自身が「時代の子」であるいう視点から歴史を考えていきます。

歴史哲学-すべての歴史は「現代史」である

引き続き、歴史哲学分野で名著と言われる『歴史とは何か』(E.H.カー著、清水幾太郎訳、岩波書店刊)の中から、歴史家の名言の数々を見ていきましょう。今回は、ベネディット・クローチェの言葉です。

『歴史とは何か』を読んで考える歴史哲学

「歴史哲学」とはご存じでしょうか?。歴史とは何かを考える学問領域で、古くから歴史家の間で論争が起きてきました。今回のシリーズでは、この分野で名著と言われる『歴史とは何か』(E.H.カー著、清水幾太郎訳、岩波書店刊)の中から、歴史家の名言の数々…