グッと身近に来る日本史

読書でタイムトラベラー/時空を超えた世界へと旅立つための書評ブログ

桜田門外の変

歴史情報論-政局の動くところ毒殺説あり

明治維新までの日本は、実に怪しげな社会だったと思います。権力者の犯罪をまともに裁くことができなかったからです。表の史実からだけではわからない、後ろになにかある、というモヤモヤ感があるのです。だからこその歴史情報論です。

歴史情報論とは何か-歴史の中の「戦場の霧」

このブログの中では、しばしば「歴史情報論」というタグが登場します。皆さんの中には何のことやらという方も少なくないでしょう。そこで、ここで改めて、私の考える「歴史情報論」とは何かをご説明しておきましょう。

「桜田門外の変」の衝撃、動乱の時代の幕開け

幕末の英国公使、ラザフォード・オールコックの記した『大君の都-幕末日本滞在記』を読むシリーズ4回目。桜田門外の変の詳報とともに、オールコックは急速に日本を覆い始めた社会不安を感じます。

「桜田門外の変」その時、英国公使館は?

幕末の英国公使、ラザフォード・オールコックの記した『大君の都-幕末日本滞在記』を読むシリーズ3回目。今回はオールコックが実際に体験した桜田門外の変と、英国公使館の初動対応について。