グッと身近に来る日本史

読書でタイムトラベラー/時空を超えた世界へと旅立つための書評ブログ

明治

「岩倉使節団」ロンドンで欧米追う光明見出す

ロンドンで日本との40年の時差を知った岩倉使節団。この差を今後どう埋めていけばいいのか。『特命全権大使米欧回覧日記』は考察していきます。その答えもやはりロンドンにありました。

「岩倉使節団」がロンドンで気づいた40年の時差

岩倉使節団はイギリスで高度な技術力に圧倒されながらも、その進歩はわずか40年前からだったことに勇気づけられます。日本の行く末を模索する『特命全権大使米欧回覧日記』を読み解きます。

『三四郎』通勤族の出現をいち早く描いた漱石

漱石は『三四郎』で、電車による通勤族の登場をいち早く紹介しています。当時の東京では、電車の敷設が相次ぎ、社会が大きく変わろうとしていました。

『三四郎』街の概念が変わることに驚いた漱石

夏目漱石の『三四郎』を読みつつ、明治人の感覚を読み取るシリーズ2回目。この本には、「都市の大きさを規定する概念が変わっていく」という明治人なりの驚きが書かれています。

『三四郎』漱石が変わりゆく東京に見たロンドン

昔の小説を読んでいると、現代人とは違う当時の人々の感覚がひょっこり顔を出すことがあります。こうした感覚の違いは歴史書を読み解くだけではわかりません。今回は、夏目漱石の『三四郎』から明治人の感覚を「感じて」いきましょう。

「西南戦争」で西郷隆盛の遺刀が選んだ男

前回、ご紹介したラストサムライとも言える若武者、秋田藩の小野崎三郎道理のその後について、独自に調べてみました。すると西郷隆盛との意外なつながりが。今回はその逸話をご紹介します。

著書紹介『Dreamer 小林一三』

「グッと身近に来る日本史」の著者である宮徹の著書『Dreamer-小林一三』の紹介です